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天からの贈り物

カプアンパパさんから教えて頂いて、さっそく取り寄せました
『犬から見た世界』
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興味深いでしょ、犬がその目で耳で鼻で感じていること
知りたい、今何をどう感じているのか?犬の気持ちに近づきたい
そんな普段の思いに答えてくれそうな、この本読むのが楽しみだ~。

ってそう・・・自分のものにしたら安心する私の悪い癖。まだ全く読んでいません
楽しみは後にとっておくんですよ  言い訳?

その前に借りてきて読んだ本がこれ
『リンデ』
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『だいすきなママを事故で亡くし、自分を失いかけていた少年リロと
 飼い主のおばあちゃんを亡くし、リロの家にやってきた大型犬リンデ
    死と生を、やわらかく問いかける、秋から冬への物語』

という本の帯と、表紙のリンデの笑顔が可愛くて借りてみました。

リロ少年は、お母さんを交通事故で亡くしてしまってから
不意の砂嵐に襲われてしまうようになります。
お父さんの愛情でなんとか危機を乗り越えてきましたが
いつも心は不安でいっぱいでした。
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そんな時おばあちゃんの飼っていたバーニーズマウンテンドッグの
リンデがやってきます。
リンデの世話をしているとき、リロはふと心の中の砂嵐が吹き荒れないことに
気づくのです。

でも、今度はリンデがもう10歳で大型犬の寿命が短いという、
もっと不安な事実に愕然とし
もしリンデが死んでしまったら、もしパパまで死んでしまったらという
恐ろしい不安に心が凍りそうになるのでした。
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その、リロを救うのが、いつもそばにいてくれ、温かな愛情で包み込んでくれる
リンデの存在でした。
読んでいるだけで、リンデのもさもさの毛に顔をうずめているような
ほっこり感に包まれるのと同時に
「リンデを失ったら」というリロの寂しさや悲しみを思うと
鼻の奥がつ~んとなってきます。

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熱にうなされながら聞いたリンデの声
「ボクは絶対死にません、生きているかぎりは。
         ボクは死ぬまで生きていくんです!」

犬というものを本当によく表わしている言葉だなぁ、と思いました。
死ぬなんてこと犬は考えないんだろうな、今をただまっすぐに生きている
そんな気がしてきます。

もう一つ、小説の中にバーニーズマウンテンドッグに対する
スイスに残る言い伝えがでてきます。

「生まれて3年までは若犬、
    3年たったら良犬、
       それから3年で老犬になり
          そのさきは・・天からの贈り物」

本当にその通りだなあ、という気がしてきました。

天から頂いたこんなに愛しい贈り物、大切にしなくちゃなぁ~と改めて思ったのでした。
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Commented by kuumama at 2012-04-20 00:21 x
大変ご無沙汰していてお恥ずかしい限りでございます。その節はあたたかいコメントをいただき本当にありがとうございました。

本屋大好きな私、ストレスが溜まると本を買い込みます。
そして買うとほっとして・・最近またいっぱい本が溜まっております・・

でもまた素敵な本をご紹介いただいて、明日本屋に走ります(笑)
Commented by しおこ at 2012-04-20 13:08 x
うんうん
「天からの贈り物」
いっぱいもらってます♪
大切にさせていただきます。
いい本ですね。
死に対する心構えは見習わないといけませぬ。
もうひとつの本もレビュー楽しみにしております。
Commented by sskinako at 2012-04-22 13:14
しおこさんへ
もう、贈り物の年齢になってるワンコたち、本当にたくさんいただきましたよね。
最後の時まで大切に愛情深く過ごしていきたいです。
と、こういう本を読んだあとはすごく思うんだけど・・・・。
ついつい、いい加減飼い主に戻る情けない私です・・・。

もう一つの方ね・・・ええ、お待ちくださいよ・・・読みますから・・・(汗)
Commented by sskinako at 2012-04-22 13:20
kuumamaさんへ
いえいえ、とんでもございません。
私の方こそご無沙汰ですよ。いや、見させてもらってはいるんですよ
いつも読み逃げですみませぬ。

お散歩好きなビィちゃん、いいですねぇ~♪
うちはリードを付けるとかたまりますよ、銅像みたく(笑)

あったかい内容の本は心を癒してくれますよね。
買うと安心して読むのを忘れます、借りてるとかえさなくちゃ!とか
いい本だとなおさら、たくさんの人に読んでもらわにゃならんので
早く返すために、急いで読んだりするんだけど、買うと安心して
ツンドクになっちゃうんだよねぇ~(笑)
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by sskinako | 2012-04-19 14:53 | 読書 | Comments(4)

保護犬との暮らし


by sskinako