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犬本のご紹介

いきなりですが、これまで、私が読んだ本を紹介いたします。(←ずいぶん強引)

犬と暮す人なら共感していただけるであろう本

ハラスのいた日々   中野 孝次
古い本ですが、新田次郎文学賞に輝く名作。
なんといってもスキー場のリフトに乗ったご主人をハラスが駆け上がり追いかけ、滑って降りるご主人の横を伴走しながら駆け下りるシーン。
今そんなことしたらゲレンデから追い出されるでしょうけど、うちのクリちゃんも雪の上を駆け回るの大好きなんで、あこがれます。
といっても、私は万年ボーゲンオンリー。滑るというより、すべり落ちてるで、と言われるスキーなんでクリちゃんも戸惑うでしょうけどね(´`)=3
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それと、ハラスが雪山で行方不明になるとこ。奥さんが悲しみに沈み込まれる姿が痛々しく、我が子同然に暮らしてこられた先生のハラスに対する思いがひしひしと伝わってきて、涙なくしては読めませんのです。はい。やせ細ったハラスが帰って来たくだりじゃもう!あなた!またまた号泣もんですわ。。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん


シータとのエチュード     中丸 一沙
号泣シリーズ第2弾。ティッシュを箱で用意して読んでね。
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チョッちゃん    石井  宏
感動の涙シリーズ  人の親ですら我が子を殺すような昨今のご時勢ですが、どんな過酷な状況におかれても、子供たちを守りぬこうとする、チョッちゃんに感動の拍手を送ってしまいます。
(*^ー゚)b !!


ひとりと一匹   穴澤  賢
言わずと知れた、人気ペットブログナンバーワンの方が書かれた一冊。血統書付と思われるわんこ(決してそれが悪いというわけでは、ないのですぞよ)が登場してくるブログが多い中、雑種、しかも大型犬。飼ってしまえば、雑種も何も関係ないと思うのですが私は
飼った以上は責任をもって最後までという彼の姿勢が好きですな・・・。
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はいはい。良いとこ取りですよ、くりちゃんは。


犬の系譜     椎名  誠
狐狸庵動物記   遠藤 周作

遠藤先生もかなりの動物好きでほほえましい。
昔の犬って繋がれずに自由にしてる。忠犬ハチ公もご主人のお見送りしてましたもんね。
自然と街中にわんこがとけ込んでいる風景って・・・いいなあ~。
車がビュンビュン走る今じゃムリな話ですけどね。
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まっ、わたしは物心ついたときから“犬は繋がれているもん”でしたけどね。
もっと後の生まれなんでっ!!(ってそんなにきばらんでも・・・・)



犬を飼っていない人にも読んでほしい本

犬とわかちあう人生        エリザベス・オリバー
スィートホーム物語        エリザベス・オリバー
ディロン~運命の犬        井上 こみち
幸せをつかんだ犬たち      北浦 清人
捨て犬を救う街           渡辺 眞子
どうぶつたちへのレクイエム   児玉 小枝
隠された風景            福岡 賢正
ペット虐待列島           成田 青央
カタカナの墓碑           佐藤 良夫

これらは、私を動物保護へと導いてくれた本(まだ、何もできてなくて・・・すみません)
きっと、あなたの知らなかった現実がここにはあると思います。
中には、目を背けたくなるような場面もありますが、これが日本の現状なのだとみんなに知ってもらいたいです。
『猿の惑星』という映画が昔あったのですが、人間と動物の立場が逆転しています。もし、本当にこんな事になったら、人間はなんと言って動物たちに許しを乞うのでしょう・・・。
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いえ・・・・そういうことでは・・・・・・。


・・・番外編てことでもないが・・・
教えて、もっと美しい音を    松本 江里
補助犬同伴のシールが浸透してきましたが、聴導犬はご存知ですか?
耳の聞こえない人の代わりに、生活のさまざまな音(玄関のチャイム・目覚まし時計の音・赤ちゃんの声・泣き声・・)を知らせてくれる賢い犬です。
実はわたくし、手話を始めて11年になるんでございます。
そんなわけで、聴覚障害をもったお友達も多いのでございますが、犬を飼っていらっしゃる方が多いです、聴導犬でなくても、犬の聴力はすごいですもんね。うちの子たちもインターフォンが鳴る前から『客だっ!誰かきたぞっ!!』と騒ぎたてますし・・・。
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あんたが一番うるさいし。

なによりうれしいのは、聴導犬は保険所送りになった子から、素質のありそうな子が選ばれて訓練されること。
殺されるしかなかった運命の子が生まれ変われるのよね。
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う~ん、ちょっと難しいかな???






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ムリッ!!やと思うけどな・・・。
ARKからも素質のありそうな子が、訓練所に送られています。


犬を飼っている人はますます、いとおしくなるし、飼ってない人もわんこのいる生活もいいかも?なんて思っちゃうかも?な本

犬のしっぽをなでながら     小川 洋子
しっぽのある天使         池田 満寿夫
ヒトのオスは飼わないの     米原 万里
コマのおかあさん         鷺沢  萌
愛犬りっキーと親バカな飼い主の物語    藤堂 志津子
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと  ジョン・クローガン
走ろうぜ マージ         馳  星周
グレイのしっぽ          伊勢 英子
グレイがまってるから      伊勢 英子
気分はおすわりの日      伊勢 英子
犬がいるから大丈夫      島村 洋子


作家さんは犬を飼っていらっしゃる方が多いですね。仕事の息抜きに散歩・・・なんてうらやましいなあ~。一日中一緒にいられるって幸せじゃないですかあ~
しかし、有名人の方はやたら、ご自分の犬を繁殖なさる・・・・。繁殖しなくてもなあ~・・・。
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いえ、なにも・・。
有名人さんとこのわんこなら、貰い手はいくらでもあるんでしょうけどねえ~・・・。



犬が主役、重要な登場犬(人)物としてでてくる小説

パーフェクトブルー     宮部 みゆき
白い牙            ジャック・ロンドン
凍える牙           乃南 アサ
黄泉路の犬         近藤 史恵
忘れ雪            新堂 冬樹
天使がいた三十日     新堂 冬樹


どなたでも、小説として楽しめると思う。

いやー。長々と最後までお付き合いくださいました、あなた。ありがとうございました。
もっと、素敵な本があったら教えてくださいね。

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Commented by michirudesu at 2008-06-08 18:24
黄泉路の犬とパーフェクトブルーしか読んだのがなかった。
で、この際と思って、私の読んだ本の中から犬が出てくるのを探したら、あとは、
はるがいったら(飛鳥井千砂)
“はる”という犬の終末を絡めながら、姉と弟の生き方が描かれます
ソロモンの犬(道尾秀介)
散歩をさせていた犬に引っ張られたために交通事故に遭い死んでしまった小学生。彼の愛犬はなぜ急に車の前に飛び出したのか・・・
の二冊でした。
やっぱ、家にペットがいないと少ないなあ。

次は猫本特集か????
猫の探偵はふたり(2匹?)知ってる。
Commented by sskinako at 2008-06-08 22:00
あれっ?変なコメント入ってしもた・・・。
michiruさんへ
何を隠そう、黄泉路の犬は「読書な日常」を見て、おっ!まだ読んでないやんこれっ!と、借りて読みましたの。
次、何読もうかな?と思ったときは「読みたい放題」参考にさせていただいております。(∩.∩)
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by sskinako | 2008-06-07 15:17 | 犬・猫 | Comments(2)

保護犬との暮らし


by sskinako